欅坂46のおすすめ曲best10を選んでみた
乃木坂46に続く坂道シリーズの第2弾として秋元康先生のプロデュースによって2015年8月に誕生した欅坂46。今まで全くアイドル音楽に興味のなかった僕が欅坂46のファンになったのはなぜでしょうか。それは、今までのアイドルとは違う(単に僕が見てこなかっただけかもしれないけれど、)圧倒される迫力があったからだと思います。
欅坂46に心奪われたのはほんとに一瞬の出来事でした。普段音楽番組を見ない僕ですが、たまたま2016年の年末に紅白歌合戦を見ていて、そこに欅坂46が登場したわけです。最初は、AKBみたいなのが今でも流行ってるんだなあくらいの感想しかなかったのですが、唐突にその一瞬は訪れました。1stシングル「サイレントマジョリティー」のサビに入るところで、センターの平手友梨奈が右手を掲げ、鋭い眼差しを突きつけ、颯爽と前進してくるシーンです。そのシーンで僕は、ロベルト・カルロスのフリーキックを至近距離でくらったような衝撃を受けました。そのとき頭の中は、「え、なに、なに、なにこれ・・・」といった感じで、その衝撃に思考が追い付いてきませんでした。
それは、そう、その『存在感』。当時たったの15歳だった平手友梨奈に圧倒されてしまったのです。その覇気ともいえる『存在感』によって心を揺さぶられてしまった僕は、YouTube で「サイレントマジョリティー」のMVを何度も何度も繰り返し見ました。再生数にかなり貢献しました。そして、2ndシングルの「世界には愛しかない」、3rdシングルの「二人セゾン」、それ以外のMVも何度も繰り返し見ました。再生回数にかなり貢献しました。CDも買って何度も聞きました。そうしていつの間にか欅坂46の大ファンになった僕が選んだ欅坂46のおすすめ曲をランキング形式で10曲紹介します。(前置きが大変長くなってしまったので無理やり終わらせました。すいません。)なお、ランキングについての異論は大歓迎です。
10位 100年待てば
写真集が大ヒットしている長濱ねるのソロ曲。彼女のイメージにぴったりハマった曲だと思います。「街を走る路面電車」という歌詞は彼女の故郷である長崎の風景からきているんではないでしょうか。
あと、写真集の公式ツイッターが非常に優秀なので、ぜひチェックしてみてください。
お気に入りの喫茶店へ、ぐいぐい案内してくれる長濱さん🤗🤗🤗🤗#長濱ねると長崎デートなうに使っていいよ #ぐいぐい #ねる散歩 pic.twitter.com/rfeBYEmdYq
— 長濱ねる1st写真集 ここから【公式】 (@neru_nagasaki) 2018年1月21日
もちろん、写真集そのものも素晴らしいです。
9位 危なっかしい計画
夏にピッタリの元気な曲。笑わないアイドルと(特にデビュー当初は)呼ばれた欅坂46ですが、 そんなことはありません。表題曲では笑顔を見せないクールな曲が多いのと、1stシングル「サイレントマジョリティー」の印象が強いせいで、そういうイメージがついてしまっているのです。しかし、この曲では最高の笑顔を見せてくれます。ライブでも盛り上がる一曲です。
8位 風に吹かれても
少し大人になった雰囲気を感じさせる5thシングル。強烈なメッセージを持つわけではなく、「なるようになるさ」という感じで、今までとは違うイメージの一曲。最高に爽やかでかっこいいです。5期連続でセンターを務めた平手友梨奈のショートカットが印象的。平手くんかっこいいですね。
7位 渋谷川
今泉佑唯と小林由依による二人組ユニット「ゆいちゃんず」。メンバーの中でも音楽センスと歌唱力には特に定評がある二人です。「ゆいちゃんず」の曲はどれも共通して、どこか昭和の歌謡曲の雰囲気を感じさせ、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。そんな「ゆいちゃんず」の曲の中でもこの曲が一番好きです。二人の鳴らすアコースティックギターと、奏でるコーラスの虜になること間違いなしです。
6位 不協和音
ファンの間では『魔曲』とも呼ばれる4thシングル。その由来は、パフォーマンスによる消耗が激しく、その激しさゆえ命を削っているかのように見えるからです。2017年末の紅白歌合戦では、内村光良さんとコラボをしましたが、パフォーマンスが終わったとき、平手友梨奈はフラフラな状態、さらにメンバーの何名かは過呼吸で倒れました。無事ではありましたが、それほどまでに魔の力を持つ曲なのです。「不協和音」、とんでもないパワーを秘めています。
5位 二人セゾン
「セゾン」とはフランス語で「季節」という意味。「二人セゾン」という言葉そのものの響きがいいですね。季節の移り変わりを感じさせる切ない曲となっています。この曲でもセンターを務めた平手友梨奈のソロダンスパートが印象的な3rdシングルです。また、MV終盤で全員で前進するシーンがあるのですが、よく見ると左右の足がそろっていなくて、なんだかそこに欅坂46を感じました。
4位 世界には愛しかない
ポエトリーリーディングが印象的な2ndシングル。略して「セカアイ」。欅坂46のメンバーが総出演したドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか」の主題歌でもあります。駆け抜ける疾走感がたまりません。爽やかな曲ですが、大人への反抗もテーマのひとつとなっています。あと、表題曲の中ではなぜか過小評価されがちな気がします。
3位 避雷針
5thシングルtypeCに収録された欅感全開の一曲。作曲はナスカで、この曲の他にも「危なっかしい計画」と「エキセントリック」を欅坂46に提供しています。『悪意からの避雷針』とは、欅坂46にとって何を意味しているのでしょうか。のちに作詞の秋元康はラジオにて、『僕』自身であり、ファンでもあり、スタッフでもあると語っています。ちなみに、この曲は全部で39種類のコードが使われているトンデモ楽曲です。
2位 エキセントリック
4thシングルのカップリング曲だが、「不協和音」とともに表題曲候補だった一曲。こちらも欅感全開。いわゆる常識や普通といったものに逆らう孤独、そしてそれに流されるくらいなら狂気であってもかまわないという、サイレントマジョリティーの主人公の心情を現しているように感じます。また、欅坂46の振付師としておなじみのTAKAHIRO先生による独創的な振付が印象的です。そして、MV撮影当時活動休止中だった今泉佑唯の存在を空席や影で表現しています。欅坂46のMVにおいて最高傑作だと思います。
1位 サイレントマジョリティー
欅坂46の原点である1stシングル。作曲はバグベアで、この曲の他にも「僕たちの戦争」や「不協和音」を欅坂46に提供しています。すべてはこの「サイレントマジョリティー」から始まりました。この曲の世界観が欅坂46を定義するうえで大きな意味を持つことは疑いようがなく、あらゆる他の楽曲にもつながっている一曲です。この曲のパフォーマンスを見たときの衝撃を超えるものはまだ僕の中にはありません。結局、僕が欅坂46に求めるもの、そして惹かれるものはこれなのです。グサッと胸に突き刺さるような痛みが欲しいのです。
さいごに
悩みに悩みぬいて考えたランキングでした。ランキングに入れられないのが悔しくてたまらない楽曲が何曲もありました。「overture」、「大人は信じてくれない」、「猫の名前」、「ガラスを割れ」、「もう森へ帰ろうか」などなど。もしまたやるとしたら、曲が増えていてさらに悩ましいことになりそうですね!
APPLE MUSIC や Amazon Music Umlimited などの定額制音楽聴き放題サービスで欅坂46の楽曲を聞くことができます。また、YouTubeの公式チャンネルからMVもチェックしてみてください!